九十九湾〜能登自動車道〜北陸自動車道〜敦賀〜美山町  9/26 走行距離 395.7km

 早朝6時頃起床、散歩に出ると岡山からの女性が散歩をすでに終わらせ帰ってきた。なんとなくハッキリしない天気だけれど、青空も顔を出して今日は期待できそうな感じ。右写真がYH、海に手を入れてみると北海道の夏より海水温は高いように感じなので絶対に泳げると確信。

 

能登漁火ユースホステル

九十九湾

 7時過ぎに戻ると、「大変ですよ、テレビ見て!!」と。えっ?と思いつつテレビをのぞき込むと「十勝沖地震」なんて報道していました。あらららと、自宅に電話してみると「被害は無いけれど、揺れたよ〜!」とのこと。明日会う予定の皆さんからも、友人からもメールが飛び込んできました。まっ、「予定通りに旅をつづけまーす」と返信して朝食です。そんな訳でまたもや写真を撮ることを忘れてしまいました〜、純和食です。

 さて、出発準備。学生さんのレンタル自転車をそのまま引き継ぐのということで駅まで神奈川の女性が行くことになり、私は見送る約束をしていたので駅まで一緒に。

 駅では、彼女が自動販売機にいる蛙を発見。二人でカメラを向けてしまいました。

ユースにて

自動販売機の蛙

能登ユースにて

九十九小木駅

能登鉄道

お見送りの図

能登鉄道

「九十九湾小木駅」

私も出発!!

AM8:52

 「珠洲道路」、先日雨の中走っていたので迷わず入ることが出来ました。それでなければ途中で完全に迷っていたよー、感謝感謝です。

 能登自動車道は快晴、尾根を走っていると海が見えてきましたよ、そう昨日走っていた和倉温泉付近。「あー、この天気が昨日だったら楽しかったのになぁ。」と、ぼやく。「なきざドライブウェイ」に行こうか迷っているうちに通り過ぎてしまい82.9km \830の格安自動車道を降りる。

 金沢東ICでは確か敦賀方面に入れないとの情報、仕方なく西ICまで渋滞に巻き込まれ一気に敦賀に向かうのです。

  すでに西ICでAM10:59、138.5kmを自動車道を利用しているのに2時間近くかかってしまっていました。

水田の花

稲穂

 北陸自動車道、青空の能登半島がミラーに映し出されているではないですか、少し走ると正面からF15戦闘機2機が低空で飛んできて、偶然にも私の真上で1機が180度旋回して併走のような感じに。「あ゛〜、誰か横から写真撮って欲しい!!」、あっという間にまた旋回してきて左に着陸していきました、「知らなかった、小松空港って自衛隊の管制なんだ」。

 北陸自動車道の杉津PA付近は、上り下り車線がトンネルで交差していて右左反対なのですよ。敦賀ICにPM12:49着、ちょっと町の中でお店を探したのだけれど見つからずに時間ロス。混んでいるR27丹後街道を小浜まで。途中、お土産やさんで天ぷら蕎麦のエネルギー補充しながら、車の流れのまま進む。

 小浜のR162の分岐でPM2:25、敦賀市街から49.2kmを1時間15分(休憩含む)かかりましたよー。R162に入ると一気に車はいなくなり、快走、快走で山間を川と一緒に走ります。

 途中、黄金色の稲穂を赤い花が見守っていてとっても綺麗。

 ついにやって来ました「京都府美山町」PM3:40。明日の下見のつもりで「茅葺きの里、保存地区」に行ってみると・・・・・・・。
 観光バスやらで混雑しているではないですか(→写真)。まるで映画のセットで、観光客が軒下にまでいて「なんか、イメージ違う」と勝手に思いを膨らませていた自分にガッカリしてしまいました。

 「日本三大茅葺きの里」の一つ、福島県大内宿・岐阜県白川郷と並ぶ。福島と岐阜にも行っているので、どうしても美山も来てみたかったのが今回の目的。美山は家自体がこぢんまりとしているのが印象的。

 「ここはもういいや」と、駐車場からの見学でYHに向かうことに。違う場所を明日は探索するつもりです。

美山町保存地区

  

美山YH前

ユースの部屋の中

 PM4:15、美山ハイマートYH到着。和室と洋室があって迷ったあげくどうせなら和室を満喫と思いチョイス。なんと、本日の宿泊男性は私一人であとは女性3人組。時間が早かったので、YH裏の茅葺きの家の写真を撮りに近所を探索に出かけました。

 (↓写真4枚) YH裏の民家の茅葺き屋根が、夕日に照らされていた。

 美山町の民家

 美山の民家

屋根

茅葺きの屋根

 ユース屋根の西側には、草が生えていました。後で聞いた話ですが、あまり好ましくないようで、きちんと処理しないとならないらしい(理由は忘れてしまいました)。

ユースの屋根

ススキの穂

 ふと気が付いたけれど、あちらこちらにススキがあるのです。そうですよね、ここは茅葺きの里、このススキを刈って保存しておかなければ葺き替え出来ませんものね。

 「わら葺き」と「茅葺き」の違いあるんですよね、私は恥ずかしい話あまり気にしていなかったなぁ。わら葺きって、三匹の子豚の話しか意識しなかったのが正直なところです。みなさんはいかがでしたか?

 ユースに戻りお風呂に入って、「食堂」兼「談話室」で旅の記録をビール缶飲みながら片づける。ご主人は、村の会合で留守、ここのYHはオーナーと宿泊者が同じメニューを一緒に食べるのですね。

 白いご飯と、ちらしご飯・なすとシシトウの油炒めに大根煮・鶏肉のパン粉ソテー・鮭のトマトソースかけ・山菜・おみそ汁にデザートでした。
 敦賀に上陸してから考えてみると「お肉」というものを食べていなかったので、とってもソテーが新鮮でした(^-^)/~♪

 茅葺きの屋根裏を説明してくれて、早々に就寝、今日はちょっと疲れました〜。

美山ユースの夕食

 

 

 

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